OEMならアウトソーシングしても安心!
社会保険労務士法人総合経営サービスがJシステムを導入した理由とは?
社会保険労務士法人総合経営サービスは、社会保険労務士のみならず税理士や司法書士、行政書士とも連携し、企業が必要とする士業のサービスをワンストップで請け負っています。有資格者だけで20名以上と、一般的な社会保険労務士事務所の約五倍のスタッフを擁し、どんなお困りごとにも対応できる体制を持つ総合経営サービスが、このたび株式会社ライトアップの助成金自動診断システム“Jシステム”を導入しました。助成金という、社会保険労務士の業務と競合しそうな分野での連携を決めた背景には、どのような理由があったのでしょうか。同法人肥後労務管理事務所の平井俊輔代表社員にお話を伺いました。
3000種を超える助成金に精通するのは不可能
「助成金は種類が膨大で、年度毎のマイナーチェンジも多い。手が回らないのが現状です。」
と、平井さんは語ります。
「大規模にやっている我々でも厳しい。数名で回している一般的な社会保険労務士事務所だと、余計難しいのではないでしょうか」
助成金・補助金は年間3000種類以上用意され、その年によって条件や申請方法も変わります。助成金・補助金のサポートを謳っても、全体像を把握しお客様にとってベストなものをお薦めするのは至難の業。ですが、お客様からのニーズは高く、期待には応えなければならない。お客様からの期待と、手が回らない現状との板挟み。これが大きな問題でした。そこで、Jシステムを導入することで助成金・補助金に関する業務はシステムに任せることが解決策になったのです。
「正直、余所の社労士に自分たちの仕事をやらせるのか?という議論はありました。ですが、お客様の経営のことを考えたら、ここはアウトソーシングするのが正しいと判断しました。同じアウトソーシングするにせよ、“助成金は得意じゃないので他の人を紹介します”というのと、“こういう自動診断システムがあるから一緒にやりましょう”では、お客様に与える印象が全然違う。特にJシステムはOEMで、自分たちのサービスとしてご提供できるので、お客様との信頼関係が揺らぐ心配をしなくて済むのがいいですね」
社会保険労務士法人への相談が増えた
導入の結果、助成金に関するお客様の期待に応えられるようになり、それ以外の業務に集中できるようになったのが第一の成果。そして、それ以上に期待できそうなのが、新規のお客様の獲得でした。
「初めて社会保険労務士を利用するお客様は、助成金を申請したくて来る方が非常に多い。その入り口の部分で、こうした簡単でわかりやすいシステムをつかってご満足いただけた結果、それ以外のお困りごとでも当法人にご相談いただけるケースが増えました。システム上で他の商品・相談メニューをご紹介できるのも効いているみたいです」
と、思わぬ副作用があったそうです。機能やデザインの面でもJシステムなら“助成金をきっかけに別のサービスを使ってもらう”という設計が一貫しています。
「社会保険労務士としては、日本中のすべての企業で働きやすい環境が整備されることを目指しています。ですが、そのためには整備の費用として助成金をちゃんともらえることが必要ですし、それ以上に、我々専門家に相談して一緒に環境を整えていくという意識も必要になります」
Jシステムと総合経営サービスとで得意分野を分け合うことで、日本全体がその理想に近づくのではないかと語る平井さん。その瞳の見つめる先には、みんなが生き生きと働き、ゆとりをもって生活できる未来が待っています。
【社会保険労務士法人総合経営サービス肥後労務管理事務所 会社概要】
事務所住所:〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-4-14 メディ・コープビル8 603号室
代表者名:平井 俊輔(ヒライ シュンスケ)
設立:平成26年4月
職員数:20名
事務所ホームページ:http://higoromu.jp/
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