価格競争からの脱却!
炭平コーポレーション株式会社がJシステムで拓く地域の未来
炭平コーポレーション株式会社は慶長19年から400年以上続く伝統ある企業です。明治時代にセメントの取り扱いを始め、現在では販売する建築資材の種類は10000点以上。長野県内のみならず、東京、新潟、仙台にも営業所を持つほどに拡大しています。そんな炭平コーポレーション株式会社が今回、助成金の自動診断システムである“Jシステム”を導入しました。そこにはどんな課題があり、Jシステムはそれをどう解決したのでしょうか。社長の鷲澤幸一さんにお話を伺いました。
泥沼の価格競争を脱する
「建材屋ってのは、オンリーワンの商品を持ってないんですよ。どうしても価格競争になってしまう」
と、鷲澤さんは肩を落とします。資材メーカーが開発・生産した資材を、工務店に売るという立場上、競合他社と扱う商品は同じものになります。そこで差別化を図ろうとすると、どうしても価格競争に陥ってしまう。そこで注目したのが、Jシステムを使った助成金の申請サポートです。
「助成金のことを知らないという会社も多い。そこで使える助成金を教えてあげられたら、それは一つ価値になります。また、面倒だから申請していないという経営者も多い。その場合でも、ライトアップさんにお願いすれば申請サポートをしてもらえます。これを炭平として提案できれば、他社にない価値提供ができる。そうすれば、価格競争から脱することができると考えました」
JシステムはOEMなので、炭平コーポレーション株式会社のサービスとして打ち出すことができます。“安さ”ではなく“価値”を届ける会社として、ブランディングすることが可能です。
決め手は、お客様のためになるから
Jシステムを活用することで、泥沼の価格競争で疲弊することから脱出した炭平コーポレーション株式会社。とはいえ導入の決め手となったのは、Jシステムがお客様の役に立つと確信したからでした。
「我々のお得意様である、地場の建設会社さんや地域の工務店さんは本当に厳しいんです」
と語る鷲澤さん。新型コロナウイルスの流行によるだけではなく、大手ビルダーとの競争による疲弊が限界に達していると感じているそうです。
「そういう状況ですが、助成金としてまとまったキャッシュを手にしてもらえれば、まだまだ一緒に頑張れる。自分たちはそのサポートができればと考えています。まずは年末年始のご挨拶の折に、“助成金もらいましょうよ”とご提案する予定です」
江戸、明治、戦前、戦後と、長きにわたって地域の産業を支えてきた炭平コーポレーション株式会社。これだけの伝統を築き上げたきた背景には、“地域で支えあう”という哲学が連綿と受け継がれてきたからなのかもしれません。厳しい幕開けとなった令和の時代にも、炭平コーポレーション株式会社はJシステムという新しい価値を手にして、次の100年へと歩み続けます。
【炭平コーポレーション株式会社 会社概要】
会社名:炭平コーポレーション株式会社
設立:昭和23年 7月
資本金:1億円
URL:http://www.sumihei.co.jp/index.php
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