子供たちがサッカーをあきらめてしまわないために
ビルドアップとJシステムがサッカーチームの経営危機を救う!
ビルドアップはホームページの改善を中心に、中小企業経営の改善、提案、コンサルティングを行う宇田裕治さんの個人事業です。一方で宇田さんは、全国でサッカーの普及・啓発・指導にも取り組んでいます。そんなビルドアップが今回、助成金の自動診断システムである“Jシステム”を導入しました。そこにはどんな問題があり、Jシステムはそれをどう解決したのか、お話を伺いました。
地域のサッカーチームが経営危機!
2020年の新型コロナウイルスの流行で、地域のサッカー文化は深刻な打撃をうけました。利益よりも子供たちのやりがいと育成を優先するサッカークラブが多く、コーチ陣もほとんどが個人事業主。練習や試合ができなくなった今、多くのチームの収入が途絶え、存亡の危機にあります。
「なんとかしないと、と思っていたところに、ウェブサイトでJシステムを見つけました」
と話す宇田さん。まずは自分でやってみて、これなら資金難のサッカークラブを助けられると確信。すぐに導入を決めました。
「使える助成金と金額がすぐに出るのには、みなさん本当に驚かれます。自分で助成金申請に向けて動きだしていたところなんかは特にですね。ライトアップさんからもらったご案内には“5分で診断”って書いてありますが、実際は1分ですよね。計ってみたら1分でした(笑)。助成金に興味が無いという人や、敬遠している人でも、1分なら時間をもらえます」
宇田さんの閃きは的中。わずか二週間で5社が助成金申請を決定する好スタートを切りました。しかし、サッカー業界に広めるにはまだまだ課題が沢山あるそうです。
助成金制度それ自体を啓蒙していきたい
新型コロナ対策で助成金や給付金に注目が集まった一方で、不正受給で逮捕者が出るニュースなどもありました。サッカーチーム関係者には、その警戒心が根強いと宇田さんは見ています。
「業界では、制度のことを知らない人がほとんどです。融資と混同している人もいれば、詐欺だと疑う人もいる。そのあたりをちゃんと啓蒙しないと、この難局は乗り切れないと思うのです」
現在はつながりのある関係者に、メールや電話で反応をみながらおすすめしているという宇田さん。“上場企業のライトアップだよ”といえば、詐欺を疑う人はいなくなるそうです。それでも、知らないことに対する優先順位はどうしても低く、やろうと思っていても動き出してくれないところが多いそうです。
「3月で一旦締切ですからね。今後はライトアップさんが作ってくれたチラシなんかも活用して、申請を促したいと思っています。ライトアップさんは上場企業のブランドがあるだけでなく、案内する我々にも申請するチームにもしっかり後押しする施策を用意してくれている。頼りになるサポーターです」
と語る宇田さん。今回の助成金申請で制度に関する知識と信頼を深めてもらえれば、今後も様々な政策を活用して、小さなチームでも経営を安定させることができると期待しています。
Jリーグ発足からまもなく30年、日本に根付いたかに思われるサッカー文化ですが、その基盤はまだまだ脆弱です。自分たちが育て、世界にも認められるようになった日本のサッカー文化を絶やさないために、今やらないといけないことがここにあります。未来のJリーガーが明日もピッチに立ち続けられるために、宇田さんは今日も奔走します。
【BildUp 会社概要】
代表:宇田裕治
業務内容:ホームページ改善/中小企業経営の改善、提案、コンサルティング
所在地:千葉県柏市
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